今年の2歳牡馬は良い意味で混戦模様!
現時点ではダノンプレミアムが強そうな競馬も、距離が伸びでどうかは未知数。
タイムフライヤーは距離は大丈夫そうも、そこまでの大物感は?
その他の2歳馬牡馬はどうなのか?
どういう条件が狙い目なのか?
未デビューの有力馬もいると思いますが、重賞勝ち馬以外を評価していきます。
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2018年クラシック候補の2歳牡馬注目
ダノンマジェスティ
主な勝鞍:新馬戦
血統:ディープインパクト×Essence of Dubai
まだ1戦のみも、個人的にはかなり注目している1頭から。
新馬戦は少頭数ではあるがインの内でもタメが効いて、直線は33.0という上がもあるが最後まで加速する強い内容。
血統的にはアルアインの全弟で持続質ではあると思うが、兄よりも瞬発力というかキレがある印象。
直線で左ムチをいれながらも左に寄れてたので幼さはあるが、そのぶん成長力も高そう。
個人的には兄より大物感があるかもというくらいの現時点での評価。
得意そうな条件:京都、東京の中距離
オブセッション
主な勝鞍:シクラメン賞
血統:ディープインパクト×Smoke Glacken
新馬戦は東京の不良馬場を1枠でインからの競馬で、2戦目は阪神の少頭数を凄い脚でレコード勝ち。
どちらも異なる条件で勝利しているのは大きく、特に2戦目の競馬の勝ちっぷりはかなりのもの。
この陣営でホープフルSの前からルメールで弥生賞というのも期待をうかがえる1頭。
スタートが遅いのと少しパワー寄りなので、小回りの多頭数で差し遅れないか、軽い馬場でどうかが試金石か。
得意そうな条件:阪神、東京の中距離
ヘンリーバローズ
主な勝鞍:未勝利
血統:ディープインパクト× Silver Hawk
全兄は脚元に泣かされて未完の大器のまま引退したシルバーステート。
ワグネリアンが勝った新馬戦でも少し取り上げたが、こちらも負けず劣らずの競馬だった。
未勝利戦は能力の差で逃げ切りも、その後は体質というか体調面もあって年内は未出走。
血統面だけなら少しパワー質タイプも、体質面さえパンとすれば成長力もありそうで楽しみ。
得意そうな条件:阪神、中山の中距離
シャルドネゴールド
主な勝鞍:2歳500万下
血統:ステイゴールド×Lion Heart
新馬戦は後の実績馬でもあるロックディスタウンやタイムフライヤーの3着。
良くも悪くも父ステイゴールドっぽいタイプで、混戦に強く根性がありそうな馬。
まだ少し馬体が小柄なのでもう10キロくらい増えるようだと楽しみで、現状でも強い相手に頑張れそうで注目の1頭。
得意そうな条件:阪神、中山などのパワー質で多頭数や混戦で面白そう
まとめ
ダノンプレミアムやタイムフライヤー、ワグネリアンやグレイルなどの重賞勝ち馬はもちろん、今年の2歳牡馬は高レベルかつ混戦というか上位馬が強そうな印象。
その実績馬に今回注目馬として書いた馬たちがどれだけ走れるか?
まだ未出走な馬も含めて、この世代は現時点では牡馬のほうが粒ぞろいな印象がします。